八月/今日の俳句 ≪第2222号≫
≪2016年(平成28年)8月8日(月)≫(旧暦7/6)
八月に原子爆弾売りにゆく 鈴木六林男
八月の猫だけが知る風の道 津田このみ
八月のこぼれた涙もりあがる 松本恭子
八月の広島に来て川の道 岩渕 彰
※ 陽暦では初旬に立秋(八月八日ごろ)があるが、日照りは強く、暑気も厳しい。天気は安定しているが夕立や雷雨が多い。昼は蝉の声がかしましく、夜は納涼花火や盆踊りなどで賑う。しかし月の終わりごろにははっきりと秋の気配が感じられる。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
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※☆*今週のことば*☆※
「題目の光 無間に至りて
即身成仏せしむ」
妙法の功徳は永遠なり。
追善の唱題の福光を
一家眷属・一切衆生へ!
2016年8月8日
※☆*寸 鉄*☆※
創大の夏期授業が開講。鍛えの金の汗光る。生涯学習の人生に勝利は厳と
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創価の青年に多様な価値観持つ人との対話を期待―識者。平和世紀の魁よ
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米政権、核実験禁止の決議案を国連安保理に提出へ。民衆の連帯で後押し
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詐欺被害額、未だ高水準。オレオレ、還付金など。「私は大丈夫」の油断なく
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公明党の若者政策、93%が実現に向け前進。政治は結果だ。実績で応えよ
【聖教新聞:2016年(平成28年)8月8日(月)付】
※☆*名字の言*※
少年は、父を戦争で失い、内職で手袋を編む母に育てられた。別々に編んだ手の甲と手首の部分をつなぐ作業に、いつも母は苦労していた。そこで機械好きの少年は、簡単に縫い合わせることのできるミシンを発明した
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“少年”は、後にニット製品を立体的に丸ごと編める機械を開発し、ファッション界に衝撃を与えた島正博社長(島精機製作所)である。利潤のためだけでなく、“大切な母のため”という純粋な思いと努力が原動力となって、多くの人々を助ける機械は世に送り出された
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ある壮年は、大病を再発し、余命を告げられた。彼は決意した。“これまで付きっきりで看病してくれた妻が、安心して会合へ行けるよう、必ず元気になる!”と
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それ以降の彼の回復ぶりは驚くばかりだった。ある日、彼は車いすから立ち、歩いてみせた。医師も「もう心配ない」と。数日後、夫人は久々に座談会へ。夫婦二人三脚で奮闘してきた報告に、同志は拍手を送った
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後日、「自分の命を永らえるだけを目標にしていたら、こんなに力は出なかった」と、彼は語った。“あの人のために”と心を定める時、人は自分でも想像できない力を発揮できる。「自他共の幸福」という無上の喜びを味わうことができる。「心こそ大切」である。(代)
【聖教新聞:2016年(平成28年)8月8日(月)付】
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