竈馬(いとど)/今日の俳句 ≪第2247号≫
≪2016年(平成28年)9月2日(金)≫(旧暦8/2)
思ひ事闇へいとどを吹き返し 原子公平
夢殿にちよっとすんでたかまどうま 南村健治
絹いっぴきの姉よ軽さよかまどうま 若森京子
子規の間の笠つき電球いとど飛ぶ 木田千女
母の代の箒を持てばかまどうま 八染藍子
※ 竈馬(いとど)・かまどうま・かまどむし
カマドウマ科。正しい名はマダラカマドウマ。からだの長さ二~三・五センチ(七~八分)、からだに数倍する長い触角と、大きな後肢を持ち、全体が黄褐色で、多数の黒い斑紋がある。からだはエビのように曲がっていて、羽がないので鳴かないが、強い後肢でかなりの距離をとぶ。竈の裏とか、土間・台所の暗所にすみ、なにかの拍子に人のいる居間などに飛び出してくる。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*わが友に贈る*☆※
一日の出発に勝つ人が
広布と人生の勝者だ。
朝の勤行・唱題から
元気にスタートを!
さあ今日も悔いなく!
2016年9月2日
※☆*寸 鉄*☆※
さあ躍進の9月!颯爽と対話を拡大。異体同心の団結で全員が勝利の秋を
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SGI青年研修会始まる55カ国から集った求道の勇者。心一つに新時代へ
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御書「志をかさぬれば・他人よりも色まさり」。題目根本に生き生き挑戦
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2週間の運動不足で筋肉量は大幅減―研究。学会活動は心身共に充実の道
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詐欺メールに要注意。実在の企業名を騙るなど手口は巧妙。警戒心緩めず
【聖教新聞:2016年(平成28年)9月2日(金)付】
※☆*名字の言*※
母子の何げない会話。「ちょっと、そこの雑草抜いといて」「えっ、これ雑草じゃないよ。ヒメジョオンって言うんだよ」「へえー、名前聞いちゃうと抜きにくいね」。手前みそだが、これはラジオで流れている本紙CMの内容だ
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国と国の関係も似ている。例えば日中関係は悪化と改善を繰り返しているが、「中国」「中国人」等と相手を集団で捉えると角が立つ場合も、「王さん」「李さん」という友人がいれば、相手の身になって考えようとの思いも湧いてくる
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全国紙の記者を48歳で辞め、以来28年を、妻と二人三脚で日中交流にささげた大森和夫さんの手記を読んだ(『夫婦の「手作り・日中交流」28年』日本僑報社)
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夫妻は日本の歴史や四季等を紹介する日本語教材を自主制作し、210を超える中国の大学に寄贈。日本語作文コンクールも中国で16回開いてきた。その中で、中国の学生には、日本の国と人々を理解したいという熱意があり、互いを知ることが友好の基盤だと痛感したという
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池田名誉会長が開いた日中友好は、青年・学生の交流に最も力を注いできた。1968年9月の国交正常化提言も対象は学生で、“日中の青年同士、手を取りあおう”と訴えている。一人と一人の友情から国と国の友好へ――ここに平和への王道はある。(馨)
【聖教新聞:2016年(平成28年)9月2日(金)付】
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