草の穂/今日の俳句 ≪第2300号≫
≪2016年(平成28年)10月25日(火)≫(旧暦9/25)
名を知りてより草の穂のうつくしき 林原耒井
釣れぬ子の穂草流しにきそへる声 原田種茅
生前葬の草の穂しばし月光に 増田まさみ
船室を飛ぶ島抜けの草の絮 八染藍子
草の穂や夫と摘みゐて父の郷 小池文子
※ 草の穂・穂草・草の絮
穂の出た秋の雑草をいう。花や実をつづっていて、背景に雲が浮かんでいたり、秋らしい風物の中で風にそよぐ姿がおもしろい。特にイネ科の植物は、秋に花穂をつづり、豊かな実りの秋に、いっそうのいろどりを添える。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*わが友に贈る*☆※
「天晴れぬれば
地明(あきら)かなり」
仏法は智慧の光源!
深き哲理を胸に
社会の勝利者と輝け!
2016年10月25日
※☆*寸 鉄*☆※
SGIは友情と対話好む「開かれた宗教」の模範―教授。民衆勝利の世紀へ
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岩手「女性の日」「青年部の日」。皆様の一歩が福光の大道に。心一つに前進
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一人のために!一人と共に!この原点を忘るな―恩師。永遠の学会精神と
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「眼前の証拠」があれば信ずる人ありと御聖訓。幹部は堂々の実証で光れ
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5度以上の気温変化は身体に負担と。外出時は服装等に工夫。健康第一で
【聖教新聞:2016年(平成28年)10月25日(火)付】
※☆*名字の言*※
肥後の「鳳凰」とうたわれたのは熊本藩主・細川重賢。画期的な財政改革を成し遂げ、米沢の鷹山(上杉治憲)、紀州の麒麟(徳川治貞)らと共に、江戸中期屈指の名君とされる
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重賢の改革は「隗より始めよ」との格言を合言葉に進められた。中国の戦国時代、人材を求める燕の王に対し、郭隗が“まず私のような凡庸な者を用いれば、これを伝え聞いた優秀な人材が、自然と集まるでしょう”と語った故事にちなんだ言葉だ
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重賢の評伝を読むと、この名言について、重賢の側近が「真意は、むしろ逆のように思われまする」と言っている。「人材はいつ、いかなるところにも、実はいるということです。要は、それを見出す人物、登用する者が、あるかないかにかかっているだけのこと……」(加来耕三著『非常の才』講談社)。それぞれの長所を生かした人材登用から、改革は大きく動きだした
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結成50年の壮年部が、「ブロック5勇士」の取り組みを各地で広げている。ある壮年が語っていた。「これまでは、人材はいないかと探してばかりいた。だが、皆が人材だと信じれば、腹が決まった」
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人材の糾合、広布の拡大といっても、つまるところ、問われるのはリーダーの覚悟。「皆が人材」「皆が宝」が、創価の心である。(鉄)
【聖教新聞:2016年(平成28年)10月25日(火)付】
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