落花生/今日の俳句 ≪第2319号≫
≪2016年(平成28年)11月13日(日)≫(旧暦10/14)
放蕩の夜のむなしさよ落花生 小寺正三
雁鳴くや落花生掘る山の畑 桜木俊晃
落花生弾あるときは地をくゝり 栗生純夫
落花生干す山はなの休み窯 築田圭子
南京豆むきて貧しき詩に憑かれ 福田蓼汀
※ 落花生・南京豆・ピーナツ
正しい名はナンキンマメ。トウジンマメともいい、南米原産と考えられるマメ科の一年草。江戸時代に日本に渡来した。茎の長さは60センチぐらい。茎は羽状複葉で鮮緑色、托葉は非常に大きい。夏から秋にかけて、葉のわきに蝶形花を開く。花のあと、子房の下の部分が長くのびて、子房を前方に押して地下にもぐらせ、しまいに地中で豆果を実らせる。他のマメ科の植物とちがう点である。豆果は長楕円形、果皮は厚くて堅く、黄白色、ひょうたん形にくびれていて、中に一~三個の黄白色の大きな種子がある。種皮は赤褐色。食べる部分は子葉で、肥厚し油をふくみ、美味である。炒って食べるが、煮てもよい。すりつぶして《ピーナッツバター》をつくり、しぼって良質の食用油とする。栄養価が高く、サラダ油の代用、人造バターなど、用途が広い。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*今週のことば*☆※
広布は足元にあり。
地域を大切に!
近隣と友好を!
誠実な「人の振舞」で
幸の仏縁を朗らかに。
2016年11月13日
※☆*寸 鉄*☆※
一人一人と苦楽を分かち合う学会員に感銘―学長「自他共に」が仏法の真髄
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徳島の日。愛する郷土に歓喜の波動を!正義の友よ青年の心で広布に進め
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予はただ勝利によって己が道を開く―文豪。さあ友情拡大へ。幹部率先で
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子供は学会の庭で育てよ―戸田先生。皆で後継を激励。きょう未来部の日
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図書館等の児童への貸出冊数が過去最高と。大人も良書繙け。範示す姿を
【聖教新聞:2016年(平成28年)11月13日(日)付】
※☆*名字の言*※
戦前に造られた庶民の住宅を古民家と呼ぶ。豪雪地帯では、雪が落ちやすい合掌造り。亜熱帯気候の地域では、強い日差しを避けるため軒が低い
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外見は多様だが、中の間取りは似通っている。『日本の家』(中川武著、角川文庫)によれば、標準的なのは、入り口に土間があり、続いて揚床部分がある。特徴は土間と揚床の境にある「大黒柱」だ。最初に建てられ、建物を支えることから転じて、組織や団体などで中心的な役割を果たす人を指すようにもなった
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千葉のある壮年は、筋力が徐々に低下する難病「脊髄性筋萎縮症」を10代後半に発症した。19歳で入会。思うに任せない体だったが、真っすぐに信心を貫いてきたことで、心に“強き柱”が立った
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味わったつらさは数え切れない。だからこそ、同志の励ましの言葉が心に染みた。瞬間瞬間、生あることの意味をかみ締めた。「信心があったからこそ、病魔にのみ込まれず、人生を深く生きてこられたように感じています」。入会から49年。壮年は信仰の確信を胸に、周囲に学会理解を広げ、地域の友を激励し続ける
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学会には、悩める同志を守り、広布を支える不撓不屈の壮年がいる。この「黄金柱」が厳然と林立しているがゆえに、学会は強い。いかなる嵐にも揺るがない。(芯)
【聖教新聞:2016年(平成28年)11月13日(日)付】
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