鷹/今日の俳句 ≪第2330号≫
≪2016年(平成28年)11月24日(木)≫(旧暦10/25)
椅子に居て若き日の鷹他界せり
金子兜太
鷹ゆけり風があふれて野積み藁
成田千空
太陽に呑まれし鷹となりにけり
安倍いさむ
鷹渡るいつまで海のあなたかな
大橋淳一
鷹とめて月光の巌ほそりけり
白澤良子
※ 鷹→大鷹・小鷹・さしば・隼・鷹狩
ワシタカ科のうち比較的小型のものをさすが、鷲との区別は明確ではなく、ハヤブサ科の近縁種。鷹は種類が多く、「ちゅうひ」・「つみ」・ハヤブサ科の「隼」などが挙げられる。「ちゅうひ」は蘆原や草原の上を低く飛ぶ。「隼」は海岸や山の崖や急斜面、原野などで生息する。中空から急降下して獲物を襲う。かつては鷹狩に用いられ、大鷹を用いた冬の鷹狩は大鷹狩と呼ばれた。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
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※☆*わが友に贈る*☆※
゛できない゛ではなく
゛どうすればできるか゛
工夫と努力を重ねよう!
自身の弱い心に勝てば
活路は必ず開ける!
2016年11月24日
※☆*寸 鉄*☆※
地域の為に走る学会こそ市民の模範―識者。我らの対話で利他の心を拡大
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自らの話で友が一人でも感激する座談会に―戸田先生。全力注ぐ幹部たれ
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「人の心かたければ神のまほり必ずつよし」御書。確信の祈りが常勝の本因
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各地で降雪。タイヤ交換等安全対策を。無冠の友の皆様も無事故最優先で
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東日本大震災、M7程度の余震は今後もあると。教訓生かし防災の備えを
【聖教新聞:2016年(平成28年)11月24日(木)付】
※☆*名字の言*※
「才能教育」を掲げ、音楽を通じて子どもの“育とうとする力”の開花に尽くした鈴木鎮一氏。その原点は、どんな子どもも、母国語を自由に操っているという、ごく身近な事実への着眼だった
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家族が発する“言葉の海”に包まれ、子どもは自然に母国語を習得する。鈴木氏はその過程を「どの子も育つ教育法」として音楽に応用。幼い頃から一流の楽曲に触れさせつつ、演奏練習を反復する中で、あらゆる子が立派な演奏家に成長できることを示してきた。「どの子も育つ、育て方ひとつ」「生命の力が、能力を身につけさせつつ育てていく」と
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本年の未来部E―1グランプリに参加した長野の家族。わが子と出演するため、母親が懸命に台本を暗唱していると、出演予定のなかった末娘が隣で言った。「お母さん、せりふ、飛ばしてるよ」
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彼女は小学3年生。特別な勉強をしたわけではなく、家族の練習を聞いているうちに、全て覚えてしまったという。「私もやりたい」と、母に代わって彼女が出演。3人きょうだいのうち、最も長いせりふの役を見事にやってのけた
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子どもが持つ才能の芽は、環境次第で無限に伸びる。どこまでも信じ、関わり続ける大人の存在こそ、“未来からの使者”を育む最大の環境といえよう。(市)
【聖教新聞:2016年(平成28年)11月24日(木)付】
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