浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

柳葉魚(ししゃも)/今日の俳句 ≪第2347号≫

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≪2016年(平成28年)12月11日(日)≫(旧暦11/13)

 

  柳葉魚すだれ夜空が高くなりにけり
               成田智世子


  柳葉魚焼く学徒や唄に故郷あり
               桂樟蹊子


  しっぽまで卵の詰まる柳葉魚かな
               二瓶洋子


  一串の柳葉魚に上げし火の淡き
               村上光子


  柳葉魚売る北海道展混み合へり
               松崎鉄之介


※ 柳葉魚(ししゃも)
 キュウリウオ科の海産魚。体長は15センチ前後で、公魚に似ている。北海道南東部に分布する。「ししゃも」の名はアイヌ語のススハム(柳の葉)に由来する。塩干物や燻製にする美味。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】

 

 

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       ※☆*今週のことば☆※


  和楽と希望の座談会だ。
  互いの健闘に拍手!
  会場のご家庭に感謝!
  共々に笑顔で決意!
  みなで朗らかに新年へ。


         2016年12月11日

 


       ※☆*寸 鉄*☆※


 会長は出会いを通し人々が結び合える事を証明―博士。信念の対話、我らも
      ◇
 東京・墨田の日。師弟有縁の地から拡大の潮流を!「庶民の王国」の誉れ高く
      ◇
 幸福だから笑うのではない。笑うから幸福なのだ―哲人。今日も爽やかに
      ◇
 さあ未来部の日。幹部会中継行事に家族と参加。周囲も真心の激励で包め
      ◇
 くしゃみによるウイルス飛散は4~5メートルと。共々に咳エチケットの励行を


聖教新聞:2016年(平成28年)12月11日(日)付】

 

 

      ※☆*名字の言*※

 

都会や観光地では、中国語を耳にするのが当たり前になった。日本政府観光局によると、本年1月から10月に日本を訪れた外国人旅行者は約2011万人。このうち、4人に1人以上が中国人という

『訪日中国人、「爆買い」以外にできること』(日本僑報社)をひもといた。これは、中国で日本語を学ぶ学生を対象とした「中国人の日本語作文コンクール」の第12回受賞作品集。過去最多の5190本の応募作から、優秀作81本が収められている

最優秀賞に輝いた大学生の白宇さん。入学当時、日中関係が冷え込んでいたこともあり、日本語専攻をやめようと考えていた。だが、2人の日本人教師との出会いで変わる。「今年、私は大学院へ進学する。専門は日本語。今なら相手が誰であろうと、私は胸を張って言える。『私の専門は日本語です』と」

コンクールの主催者で、民間交流を通して日中友好に尽力する日中交流研究所の段躍中所長は断言する。「一人の力は小さいかもしれませんが、両国民が民間レベルで力を合わせれば、日中友好は必ずできる」

国と国の関係といっても、人と人の関係に帰着する。明年は日中国交正常化45周年。明後年は日中平和友好条約締結40周年。友好の新時代を開く、心通う出会いを重ねたい。(川)


聖教新聞:2016年(平成28年)12月11日(日)付】

 

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