年の内/今日の俳句 ≪第2355号≫
≪2016年(平成28年)12月19日(月)≫(旧暦11/21)
松を見るくはへ煙草や年の内
大山文子
約束の墓参をのこす年の内
神蔵器
横書を縦に読みをり年の内
竹内弘子
窓拭きもあと一枚か年の内
宮森毅
年の内には我が部屋に帰りたし
今井千鶴子
※ 余す日も少なくなった年内。「年の暮」とほぼ同義だが、多少それよりゆとりを持つ感じ。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
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※☆*今週のことば*☆※
年末年始のあいさつは
希望の言葉の贈り物だ。
友人とも親戚とも
心の交流を大切に!
広布は仏縁の拡大なり。
2016年12月19日
※☆*寸 鉄*☆※
差異を超えて人々を結ぶ創価の対話運動を現代は要請―博士。民衆の中へ
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まじめな信心の方を守るのが自分の信心の証し―戸田先生。幹部は銘記を
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才能を育むには思いやりが必要―文豪。未来部に温かな激励を。皆で包め
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ドクター部・白樺の皆様、本年もありがとう!健康世紀の旗手に栄光燦たれ
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給付型奨学金、来年度から一部実施。公明の声が結実。若者に希望を更に
【聖教新聞:2016年(平成28年)12月19日(月)≫付】
※☆*名字の言*※
伝統芸能の「能」を題材にした博多人形を作り続けて50年――。「現代の名工」と称される人形師の壮年部員がいる。「人形には、作家の心が出る」が信条。「だから、うんと苦労して、心を練り、心を鍛え、心を磨き続けることが大切」と
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月々日々に壮年は、自分をいじめ抜くかのように鍛錬を重ね、多くの秀作を生み出してきた。そして今年、3度目となる最高賞の内閣総理大臣賞を受賞した
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人を感動させる魅力を「花」に例えるなら、「時分の花」と「誠の花」がある――これは「能」の第一人者として知られる世阿弥の言葉(『風姿花伝』岩波文庫)。若さゆえに美しくても、時とともに散ってしまうのが「時分の花」。それに対し、たゆまず己を磨いた人は、時とともに美しさを増す。それが「誠の花」である
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「年の数だけ折伏を」と82歳で82世帯目の弘教を実らせた多宝会の婦人がいる。経済苦、夫との死別など、試練に直面するたびに心を奮い立たせ、毎年のように対話を実らせてきた。「今年も勝ったわよ!」。会心の笑顔が、まぶしかった
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挑戦を続ける人生は美しい。何より、崇高な目的を目指せば、人は“永遠の青春”を生きることができる。「誠の花」が百花繚乱と輝く広布の世界は、それを教えてくれる。(実)
【聖教新聞:2016年(平成28年)12月19日(月)≫付】
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