かまくら/今日の俳句 ≪第2382号≫
≪2017年(平成29年)1月15日(日)≫(旧暦12/18)
ゆびきりの子のかまくらのいづこぞや
西本一都
莚戸の裾かまくらの灯を洩らす
舘岡沙緻
かまくらを覗く手形を雪に押し
原子公平
かまくらに長居して仲疑はる
折原あきの
※ かまくら。
秋田県南地方に伝わる小正月行事で、元来は左義長。有名な横手市のかまくらは水神信仰と結びついたもので、二月十五・十六日に行われる。小高く積んだ雪を踏み固め、中をくりぬいて造った雪室に水神を祀り、子供たちが火鉢で温めた甘酒を道行く人にふるまう。角館町に「火振りかまくら」は、雪の竈で燃やした薪の火を俵に移して振り回す。
【「(合本)俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
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※☆*わが友に贈る*☆※
人と人のつながりは
地域の安全の基盤。
日頃の声掛けを大切に。
心通う交流で
安心のネットワークを!
2017年1月15日
※☆*寸 鉄*☆※
きょう中等部結成記念日皆の成長が創価の希望。勉学・親孝行の勝者たれ
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東京「新宿の日」45周年。世界の模範と光る拡大の歴史を!本陣の誉れ胸に
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信心だけは忘れるな。全てに必ず勝てるからだ―戸田先生。気迫の祈りで
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雪道・凍結路での転倒に注意。歩幅は狭く、踏みしめて。焦らずゆっくりと
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携帯の長時間使用で若者の視力低下。過度の利用で思考も近視眼に。賢く
【聖教新聞:2017年(平成29年)1月15日(日)付】
※☆*名字の言*※
わが社の製品の悪口を言ってくれたら100万円――大手アパレルメーカーが売り上げに伸び悩んでいた時、こうした広告を全国紙に出し、消費者から“クレーム”を募った
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実に3万通近くの手紙が届いたが、そのおかげで製品の抜本的な見直しができ、品質が格段に向上した(野地秩嘉著『一流たちの修業時代』光文社新書)
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あるITシステム企業では、「残業時間を減らした分、手当を出す」というユニークな方針を社内に打ち出した。その結果、社員の仕事の能率が上がり、残業時間は半減。業績も大幅に伸ばすことができたという(テレビ東京「カンブリア宮殿」)
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通常の経営から見れば、「逆転の発想」といえるかもしれない。共通するのは、消費者や従業員という「人間」を中心に据えた視点だ。とことん「一人」の声に耳を傾ける。従業員の働きがいを真剣に模索する――そこから常識を覆す、斬新な発想が生まれた
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目の前の「一人」を大切にするのが学会の伝統。その範を示し続けてきた池田先生と、先生の行動に連なる同志によって、世界的な民衆の連帯が築かれた。「信心のこころ全ければ平等大慧の智水乾く事なし」(御書1072ページ)。真剣に祈り、行動する中で無限の知恵が湧き、価値創造のドラマが始まる。(靖)
【聖教新聞:2017年(平成29年)1月15日(日)付】
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