剪定/今日の俳句 ≪第2452号≫
≪2017年(平成29年)3月26日(日)≫(旧暦2/29)
剪定の桃を夕焼の癒すなり
大野林火
剪定の腰手拭や一日晴
村越化石
街路樹の剪定終る空のあり
鈴木ひろ志
剪定の遠きひとりに靄かかる
木村蕪城
剪定夫村の境に来てゐたり
廣瀬直人
※ 剪定
林檎・梨・桜桃・枇杷・蜜柑・桃等の果樹は、春の発芽前に、不用な枝を切り捨て、樹形を整える。これを剪定という。通風や日照りをよくし、木の生育を均一にし、収穫を増すためである。庭園などでは、庭師を入れて庭木や生垣の剪定を行う。晩春以降に行う果樹や庭木の手入れは刈り込みといって、剪定と同じく、茂りすぎた枝葉を刈り込んで、木の形を美しくし、生育を助けるためである。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*わが友に贈る*☆※
「いつかやろう」では
永遠に「時」は来ない。
「よし今、やろう!」
決意即行動の人が
栄光への突破口を開く!
2017年3月26日
※☆*寸 鉄*☆※
人間は師の存在があって深く人生を学べる―博士池田門下の誇り胸に前進
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「一切法華経に其の身を任せて」御書。深き祈りで勝つ。この確信が創価魂
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子供の頃に愛情注がれた大人ほど幸福感は高い―研究。鳳雛に激励の風を
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家の防犯対策、意識せずが7割。油断は空き巣の餌食。鍵は扉にも心にも
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現場のニーズに合う改革を起こせるのは公明党―識者。「大衆と共に」貫け
※☆*名字の言*※
熊本地震から来月で1年となる。一般に、発災からの節目を刻む時、被災者が「記念日(アニバーサリー)反応」を起こす恐れがあるという
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記念日反応とは、身近な人の死や災害などに直面した人が、その出来事のあった日の前後に、つらい体験や悲しみを思い出し、不眠や落ち込みなど心身に不調を来すこと。心的外傷後ストレス障害(PTSD)に特徴的な反応の一つである。一見、落ち着いた生活を取り戻したように見える人や、精神的苦痛を感じた自覚をもたない人でさえ、こうした反応を示す場合があるといわれる
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これを防ぐ重要な対処法の一つが「周囲とのつながり」を深めること。家族や親しい友人と語り合うことはもちろん、地域の人々と協力した過去の記憶を呼び起こすだけでも効果があるという
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熊本の婦人部員は、この一年、被災した友に寄り添うことに徹してきた。先月も、震災で心身を患い、半年ほど家にこもっていた友が、彼女をはじめ学会家族の支えで、外出することができた。「私も被災者の一人ですが、師匠や同志の励ましで立ち上がることができました。ご恩返しです」と彼女は言う
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蓄積された記憶はさまざまだからこそ、じっくりと相手の話を聴くことが大切だ。心通う対話で、地域の絆を強めたい。(剣)
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