紫陽花/今日の俳句 ≪第2146号≫
≪2016年(平成28年)5月24日(火)≫(旧暦4/18)
紫陽花や白よりいでし浅みどり
渡辺水巴
紫陽花や明治の母は眉青く
京極杞陽
近づけば錆走りゐる濃紫陽花
金子つとむ
修證義の二章三章濃紫陽花
吉田さかえ
散り惜しみ百歳小町の紫陽花に
丸山佳子
※ 紫陽花(あじさい・あぢさい)・四葩(よひら)・七変化(ひちへんげ)
ユキノシタ科の落葉低木。観賞用に庭に植えられる。茎は根本から何本も出て、高さ1・5~3メートルになる。六~七月、枝先に多数の花が直径10~20センチの半球状に集まって咲く。白・淡緑・紫・淡紅と花の色が変化するので七変化の名がある。また花弁に見えている四枚の萼(がく )が目立つので、四葩とも呼ばれる。もともとは日本の山野の紫陽花から生まれた。
【「現代俳句歳時記(夏)/角川春樹編」(角川春樹事務所)より転載】
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※☆*わが友に贈る*☆※
幸福島の建設へ走る
わが沖縄の友よ!
不屈の魂を燃やせ!
異体同心の団結で
共に歓喜の舞を!
2016年5月24日
※☆*寸 鉄*☆※
SGI交流交歓会。師匠を求める心に国境なし。共に肩組み新時代を行進
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愛知広布原点の日。誓いの「この道」を敢然と!堅塁に勝利の凱歌を必ず
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「会うと元気になる!」「話すと勇気が湧く!」同志を鼓舞する名将たれ
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広布の戦いはどこまでも現実社会での格闘―恩師青年よ職場の第一人者に
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大雨情報、5日先まで危険度明示へ―気象庁。情報は命綱。前前の用心を
【聖教新聞:2016年(平成28年)5月24日(火)付】
※☆*名字の言*※
新年度が始まって、もうすぐ2カ月。「五月病」という言葉があるように、社会人1年生が、環境の変化に悩みやすい時期でもある
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ある意識調査によると、新入社員が会社に望む要件は、多い順に「良好な人間関係」「自分の能力の発揮・向上ができること」。これは10年以上、変わらない傾向であるとの解説も。給料などの条件以上に、「心の充実」が働きがいになっている表れである
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東京のある男子部員は、社会の役に立ちたいと意欲を燃やして、大手企業に入社した。だが多忙なばかりで、周囲の期待に応えられない自分に焦りが募った。その彼に上司が言った。「思い切って、人を引っ張る気概で頑張ってみよう」
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彼は同僚と共に、社内で勉強会を主催した。そのことで、切磋琢磨し合う人間関係ができた。責任を持つことで、自信とやりがいも生まれた。今、生き生きと仕事に、学会活動にと励む
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1949年、戸田第2代会長の出版社に入社した池田SGI会長は、6月の日記に記した。「先生の会社を、日本一の会社にしたい」「自分に、与えられた課題に、真正面から取り組むことだ」と。心はリーダーの自覚で、行動は、目下の課題を誠実に。時代や場所が変わっても、この成長の方程式に変わりはない。(蹴)
【聖教新聞:2016年(平成28年)5月24日(火)≫付】
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【コラム「北斗七星」】
公明新聞:2016年5月23日(月)付
野党第1党と第2党の共闘はあっていいが、組み合わせが問題だ。参院選に向けて平和安全法制廃止の一点で手を結ぶ。国家像や基本政策の違いは後回し。選挙で与党に対抗するためにはやむを得ない―。こんな野合まがいの民進、共産両党の共闘では国民のためになるか疑わしいからだ
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政策の違いは例えば、自衛隊。両党は「認める」「認めない」で正反対。消費税率引き上げも立場が真逆。民進党は元々、引き上げが必要との「賛成」派。一方、共産党は言うまでもなく「反対」派だ
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ところが、ここにきて民進党は来年4月の10%への引き上げの先送りを表明。財源には赤字国債を発行するとまで言い出し、民主、自民、公明の3党が合意した社会保障と税の一体改革の趣旨を、真っ向から否定した
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共闘の弊害は国会対応でも。自民、公明、民進など与野党4党はフリースクールや夜間中学などを支援する法案を提出していたが、急きょ継続審議の見通しとなった。理由は、共産党が同法案に反対しているため、民進党が「成立先送り」へと方針転換したとされる
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日本の政治に「混迷」をもたらしかねない民共共闘だが、世論調査では無党派層を中心に期待は必ずしも低くない。期待が失望に変わり、そのつけが国民に回りかねないことを、強く訴えていかなければならない。(辰)