浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

芙蓉/今日の俳句 ≪第2256号≫

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≪2016年(平成28年)9月11日(日)≫(旧暦8/11)


 白芙蓉しだいに灯恋はれけり      石橋秀野

 松の間の芙蓉にそゝぐ朝日かな     野村泊月

 競ひ咲く花にはあらず芙蓉咲く     三橋鷹女

 雷消えてゆく白芙蓉花そろふ      田村八束

 日々為すなし芙蓉と海の明るきに    多田裕計


※ 芙蓉・花芙蓉・白芙蓉・紅芙蓉・酔芙蓉
 中国原産のアオイ科の落葉低木。庭園に植えられる観賞植物だが、暖かい地方の海岸に、まれに野生化しているのが見られる。幹は直立し、または分枝し、星状の毛で厚くおおわれ、高さは一・五~三メートル(五~一〇尺)ぐらい。葉は三角状卵形で、掌状に三裂から七裂し、先端がとがり、縁には鋸歯がある。初秋のころ、幹の上部の葉腋に柄のある淡紅色の美しい花を開く。この花は一日でしぼむ。萼は鐘状で五片に裂け、花弁は五個。基部は互いにくっついている。花のあとの?果はほぼ球形、風が吹くとふれあって音をたてる。フヨウにはまれに白色品種や八重咲き品種がある。


【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】


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     ※☆*今週のことば*☆※

 

 学ぶほど確信は深まる。
 語るほど境涯は高まる。
 教学試験に挑む宝友と
 「御書を心肝に染め」
 行学の二道を楽しく!

 

      2016年9月11日

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


 あす「竜の口法難の日」。忍難弘通こそ正統の証。創価三代の大闘争に続け
      ◇
 幸福な人生を営む源泉は我々の生命力だ―恩師。爽快な勤行・唱題で出発
      ◇
 未来部の日。幹部会中継行事に家族で参加!使命の友を励ましの声で包め
      ◇
 夏の疲れが出る時期。睡眠・食事・適度な運動等聡明に。共に充実の秋へ
      ◇
 米同時テロ15年。憎しみと暴力の連鎖断ち切れ!行動する民衆の大連帯で

 

聖教新聞:2016年(平成28年)9月11日(日)付】

 

 

      ※☆*名字の言*※

 

SGI青年研修会で来日していたアフリカ10カ国・17人のメンバーを、池田SGI会長が本社前で激励したのは4年前のきょう11日だった。「イタイドウシン!(異体同心)」「ビクトワール!(勝利)」。青空に響いた“誓いの叫び”を、きのうの出来事のように思い出す

あの日、ガーナの男子地区リーダーが語っていた。「広宣流布の実現のために、全てを賭して生き抜く準備ができました。生涯、アフリカ広布のために戦い抜きます」

その後、彼は生まれたばかりのわが子を亡くした。深い悲しみに沈むが、「あの日の出会い」を思い返し、立ち上がる。仕事では好条件の職場への転職を勝ち取り、広布の舞台では、友の激励に奔走していった

先日の研修会で来日した55カ国・地域の青年の中に、ガーナ男子部長として、4年ぶりの来日を果たした彼の姿があった。今、4年前の17人のメンバーは連携を取り合い、それぞれの舞台で奮闘しているという

「開目抄」には「ちかいし願やぶるべからず」(御書232ページ)と、断じて末法広宣流布を果たすとの、御本仏の大宣言が記されている。この誓願に連なる私たちも、いかなる試練があろうとも吹き払い、全地球の同志と、世界広布新時代の山を登はんしていきたい。(差)

 

聖教新聞:2016年(平成28年)9月11日(日)付】

 

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