白鳥/今日の俳句 ≪第2351号≫
≪2016年(平成28年)12月15日(木)≫(旧暦11/17)
白鳥の声のなかなる入日かな
桂信子
八雲わけ大白鳥の行方かな
沢木欣一
白鳥に到る暮色を見とどけし
細見綾子
白鳥のゐてたそがれの深くあり
白鳥の首やはらかく混み合へり
小島健
※ 白鳥・スワン・鵠(くぐひ)・大白鳥・黒鳥。
ガンカモ科の大型の水鳥で、大白鳥や小白鳥などの種類がある。嘴と脚を除き全身純白で、上品な雰囲気が漂う。夏、ユーラシア大陸北方で繁殖し、冬、日本に渡ってきて湖などに棲む。新潟県の猪苗代湖、島根県宍道湖などにも小白鳥の群れを見ることができる。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
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※☆*わが友に贈る*☆※
青年を育てよう!
まず信じて託すことだ。
共に祈り 動くことだ。
「責任感」ち「安心感」が
可能性を開く力になる!
2016年12月15日
※☆*寸 鉄*☆※
「仏の如く互に敬うべし」御書。各地で健闘讃える座談会。団結固く明年へ
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人間の持つ最も大切な宝は希望―哲人。信心こそ幸福への指標。祈り強く
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年賀状の受け付け開始。一葉に真心込めて。旧交を温め、友情育む好機に
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日本でのいじめ、無視や陰口が多い―調査。まず大人社会の歪みから変革
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組織での忘年会・新年会は厳禁。不信と事故の因。安易に信仰の世界崩すな
【聖教新聞:2016年(平成28年)12月15日(木)≫付】
※☆*名字の言*※
今年も話題を集めたプロ野球の大谷翔平選手(北海道日本ハムファイターズ)。彼の代名詞「二刀流」は、「両方やればいいのに」という、母の一言がきっかけで生まれた
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高校球児だった大谷選手は「(プロは)死にもの狂いでポジションを奪おうとしている世界」「どっちもやりたいなんて、やってる人に失礼だよ」と(「週刊ベースボール」2月20日増刊号)。今では大リーグも注目する二刀流も、初めは、本人すら思いもしない挑戦だった
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4個のリンゴを3人で均等に分けてください――分数の授業で、小学生が「ミキサーで全部ジュースにして、仲良く分けます」と答えた。教育部員が「立派な正解です。先入観がないことは、可能性に満ちています」と言っていた
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前例を踏まえ、論理を積み上げる「垂直思考」に対し、既成概念にとらわれず、新しい角度から考えることを「水平思考」という。両者が相まってこそ、思考は立体的となり、革新と飛躍を生み出す力となる
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「日は西より出づるとも・法華経の行者の祈りのかなはぬ事はあるべからず」(御書1352ページ)。「どうせ無理」と決めつける“常識の壁”を劇的に打ち破る。思いもしなかった自分へと己を高め、変革しゆく。我らの祈りは、その挑戦の営みである。(鉄)
【聖教新聞:2016年(平成28年)12月15日(木)≫付】
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