お歳暮/今日の俳句 ≪第2350号≫
≪2016年(平成28年)12月14日(水)≫(旧暦11/16)
ひたむきに歳暮つかいひの急ぐなり
岡本松濱
師へ父へ歳暮まゐらす山の薯
松本たかし
歳暮鮭とけばこぼるゝ結び文
阿部慧月
寺へせいぼ米二升ほど添へにけり
若林一童
お歳暮をもとの通りに包みけり
松島力
※ 歳暮・歳晩・歳末・年歩む・年の瀬・年の果・年暮るる
年の暮れに、これまでの好誼をお互いに感謝しあうために、訪問して贈り物を交換したり、無事息災を祝うために、年忘れといって、親戚・地己・同僚の間で酒宴を設けることだが、のちに単に物を贈ることだけを歳暮というようになった。さらに転じて訪問しないで、歳暮の贈答が小包郵便やデパートの配達によって行われ、また物品のかわりに商品券などが代用され、手軽になったが、本来の意義が忘れられてきているのが、今の歳暮である。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*わが友に贈る*☆※
各地の行事や大会で
希望の旋律を奏でる
音楽隊・鼓笛隊、万歳!
使命に生き抜く友を
皆で心から讃えよう!
2016年12月14日
※☆*寸 鉄*☆※
誓願とは即「行動」、即「真剣勝負」なり。青年よ鋼の如き信念で勝ち進め
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「関西女性の日」。世界の模範と光る婦女の連帯。新しき常勝譜を朗らかに
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一歩一歩の前進を大切にせよ―戸田先生。地道な対話・激励が勝利の因と
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奉仕生活は真の歓喜に満たされる―偉人。自他共の幸福開く無上道を邁進
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北海道・岩手の1000カ所で治水対策へ。行政は災害時の備えを隅々に
【聖教新聞:2016年(平成28年)12月14日(水)≫付】
※☆*名字の言*※
「アフリカで第1回の統一教学実力試験を実施」――9日付本紙の報道に大きな反響が寄せられた。同試験は先月から今月にかけて17カ国で行われ、さらに複数の国で予定されている
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ウガンダでの教学試験は今回が初めて。あるリーダーは言う。「新入会者も含め多くの人が共に学び、語り合えたことが素晴らしい」「受験者が、学んだ内容を友人に語りたいと決意していた。それが本当にうれしい」。教学の研さんによって生まれた信仰への確信と歓喜が、弘教の推進力となっている
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アフリカは近代以降、列強による過酷な植民地支配を受け、20世紀の独立後も内戦や貧困などに喘いできた。苦難の歴史に翻弄されたこの大地で、幾多の友が日蓮大聖人の御書を学び、希望と幸福の大哲学を心に刻む。仏教史に輝く大運動が今、アフリカで起きている
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かつてケニアのメンバーに「日蓮仏法の魅力は何ですか」と質問した際、こう答えていたことが忘れられない。「それは、幸福を築く力は自分自身の中にあると教えていることです」と
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運命に泣くのではない。自らが人生の主人公として未来を切り開き、宿命を使命へと転換していく。人間革命の哲学を実践する地涌の連帯の広がりこそ、21世紀の「希望大陸」を築く原動力となるだろう。(駿)
【聖教新聞:2016年(平成28年)12月14日(水)≫付】
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