柚湯/今日の俳句 ≪第2360号≫
≪2016年(平成28年)12月24日(土)≫(旧暦11/26)
柚子湯に漂わす いっぽん胸白毛
伊丹三樹彦
まどろみて待つや柚子湯にゐるひとを
日野草城
柚子風呂にはひりしは吾れ一人のみ
細見綾子
ほんのりと柚子湯の朝残るもの
尾上有紀子
金溜まることに縁なき柚子湯かな
鈴木真砂女
※ 柚湯・柚子湯・冬至湯
十二月二十二日・三日の冬至の日に、香りのよい柚子の実を刻んで風呂に投じて入浴する。息災を祈るまじないであるという。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*わが友に贈る*☆※
車で帰省する際は
余裕ある計画を。
”ながら運転”や
飲酒運転は厳禁!
油断や慢心を排せ!
2016年12月24日
※☆*寸 鉄*☆※
宗教とは「生活の法則」―戸田先生。信心即生活の祈りで明年の栄光を開け
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一家和楽が万代の広布の基盤。親から子へ、子から孫へ朗らかに信心を継承
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「いよいよ強盛の御志あるべし」。苦難の時こそ飛躍の好機。題目第一で
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私は人類の将来を信じて疑わぬ―偉人。楽観主義に基づく着実な行動こそ
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遺伝子変異で感染力増大の可能性と。各地で猛威。手洗いの徹底など対策を
【聖教新聞:2016年(平成28年)12月24日(土)付】
※☆*名字の言*※
草創の男子部部隊長を取材した。貧しかった青年時代。宿命の嵐。幾多の苦難を勝ち越え、今は“悠々自適”の境涯で広布に進む。渋めのお茶をすすりつつ、好々爺は懐かしそうに目を細めた
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「苦労も多く、おつらい日もあったのでは?」と尋ねた。彼は湯飲みを置いて記者を見据えた。皺だらけの顔は若き日の精気みなぎる顔に変わっていた。「池田先生と世界広布をやっていると思ったら、何にもつらいことなんてなかったよ!」。1オクターブ上がった声が強く胸に響いた
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「大阪の戦い」の模様を取材した時も同じような経験がある。「池田先生が教えてくれたことは、“こんな自分にも地涌の菩薩の使命があるんや”ということ。みんな生活は苦しかった。でも使命感に燃えていた。だから愚痴も不満も出なかったよ」と
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池田先生が青年部の室長の時に熟慮していたのは、皆の内面に眠っているロマンを引き出すにはどうすべきか、ということ。目の前の課題だけにとらわれると、人は汲々としてしまう。しかし、夢を抱けば視野が広がる。ロマンに生きれば苦難の意味さえ変わる
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学会活動は義務や作業ではない。自身の人間革命と世界平和を直結させる最極のロマンである。草創の先輩の目の輝きが、そう教えてくれた。(速)
【聖教新聞:2016年(平成28年)12月24日(土)付】
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