浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

柿落葉/今日の俳句 ≪第1976号≫

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≪2015年(平成27年)12月6日(日)≫師走(旧暦10/25)

 


 家々につながる路や柿落葉
        百々可須代

 柿落葉掃いて年忘の塔婆立つ
        池田片銕

 柿落葉家鴨よごれて眠りたる
        三好達治

 揚げられし小舟の底へ柿落葉
        加藤憲

 柿落葉柿の根元に掃き寄せぬ
        田中英子

 

 


       ※☆*わが友に贈る*※

 

 惰性は停滞。
 挑戦は発展の道。
 変化の激しい
 時代だからこそ
 常に自身を磨きゆけ!

          12月6日

 

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


会長(SGI)は人類の尊厳を守る傑出した指導者ー博士(メキシコ)。人間尊敬の潮流を世界へ
        ◇
東京でSGI交流交歓会地涌の同志の心は一つ!創価の本陣から堂々出発
        ◇
「副役職」の友が活躍!長と同じ責任感で立てば勢いは倍加。功徳は厳然
        ◇
「当に仏を敬うが如く」が最上第一の相伝。幹部(リーダー)は尊き仏子を心から讃えよ
        ◇
日本の20代、挑戦する精神が希薄ー国際調査。自信育む励ましの風を皆で

聖教新聞:2015年(平成27年)12月6日(日)付】

 


      ※☆*名字の言*※


作家の野添憲治氏が、かつて本紙に載った婦人部員の短い手記を読んだ。山村に暮らす婦人は夫に先立たれ、幼い2人の子と残された。旧習が深い土地柄ゆえの無理解に耐え、信心を貫いた

後年、都会に出た子らの「一緒に暮らそう」との誘いに、婦人は言った。「これまで大変だったからこそ、強く生きられた。生温かい同情に囲まれていたら、今の私はなかった。“強く生きよ”と教えてくれた、この地で死ぬまで生きます」

先日、この話と重なる婦人の体験を聞いた。岩手県三陸地域に暮らす彼女の夫が昨年、急逝。すぐに創価大学生の娘2人が東京から帰り、支えてくれた。一緒に暮らす長男は創大進学という父との約束を果たすため、勉学に励んだ

今春、長男は合格、3人の子は、一人残る母を案じ、皆で首都圏に暮らそうと提案する。残るか、移るか、どちらも間違いではない。悩み、祈る中、彼女の胸に浮かんだのは、本紙通信員の彼女が取材した同志たちの笑顔だった。“共に復興に歩む友の雄姿を広布の歴史に残す!”と決めた

野添氏は、冒頭の手記の感想を本紙に寄せた「『個』の強さがないと、『人間』に成長しないのだ」。使命を自覚した人は強い。強いことが幸福なのだと、2人の婦人に教わった。
                        (城)


聖教新聞:2015年(平成27年)12月6日(日)付】

 

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