浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

立秋/今日の俳句 ≪第2219号≫

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≪2016年(平成28年)8月5日(金)≫(旧暦7/3)

 

 冷熱のたゞならぬ身に秋立てり       富田木歩

 川半ばまで立秋の山の影          桂 信子

 立秋の鳥居をくぐりトンネル抜け      丸山佳子

 家猫に秋立つ障子つくろはず        石橋秀野

 立秋の輪になり列になり天馬        中原幸子

 


※ 立秋・秋立つ・秋来る・秋に入る・今朝の秋・今日の秋
 二十四気の一つ。陽暦八月八日ごろにあたる。この日から秋に入るとされるが、実際には北日本や山岳地帯を除いては、まだ暑さが厳しい。しかし朝夕などは、秋へ向かう気配がどことなく感じられるようになってくる頃でもある。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】

 

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       ※☆*わが友に贈る*☆※


 頼もしき壮年部ありて
 創価家族は盤石。
 いつまでも若々しく
 頑健であれ!
 雄々しく誓いの人生を!

      2016年8月5日

 


       ※☆*寸 鉄*☆※


 創価学会は、何びとたりとも恐れない会―恩師。師子王の心で広布へ邁進
      ◇
 広島青年部「平和誓願の日」。対話広げる若きスクラム!不戦の潮流更に
      ◇
 年頭の目標を達成する人は8%―調査。日々を決意新たに。焦らず諦めず
      ◇
 課長以上の女性管理職が最多と。女性の力は創造の光。生かしてこそ発展
      ◇
 東京五輪騙る詐欺電話の被害増―消費者庁。必ず周囲に相談。冷静に撃退

 


聖教新聞:2016年(平成28年)8月5日(金)付】

 

 

      ※☆*名字の言*※


南米初のリオ・オリンピックが、あすに迫った。日本時間では、71年前、広島に原爆が投下された8月6日の開幕となる

日本人が初めてブラジルに移住したのは、1908年のこと。移民船に乗船した781人の中に、広島出身の児玉良一氏もいた。異国での生活に苦労は絶えなかったが、充実の日々だったと振り返る。しかし41年、日本が真珠湾を攻撃。ブラジルは連合国側につき、日伯の国交は断絶してしまう

以来、日系人は苦渋の歴史を歩んだ。氏は仕事を失い、息子は兵役で軍に奪われた。祖国である日本は戦後、復興に追われ、移住者を顧みる余裕はなかった。しかし氏は言う。戦争に負けたから移住者は永住する覚悟を固めた、と

池田SGI会長は児玉氏と対談集を発刊し、移住した人々の労苦を最大にたたえた。「互いに助け合い、信頼を勝ち得、今日の繁栄を築かれた。日本はこの歴史を忘れてはならない」

本紙では、五輪を迎えるリオ広布の伸展を伝えている。現地を訪れ、あらためて驚いたことに、日本人への信頼の厚さがあった。日系1世の方々が築いた土台のたまものである。現地で歓迎される日本選手団の姿を見る時、その苦闘に思いをはせたい。多人種・多文化が溶け合うリオでの、五輪の大成功を祈る。(剣)


聖教新聞:2016年(平成28年)8月5日(金)付】

 

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