芭蕉/今日の俳句 ≪第2254号≫
≪2016年(平成28年)9月9日(金)≫(旧暦8/9)
脛高き少年芭蕉ひるがへり 栗生純夫
水霜にまつたき芭蕉広葉かな 川端茅舎
うちつけに芭蕉の雨のきこえけり 日野草城
伐り倒し水ほとばしる芭蕉かな 沢木欣一
更けゆくや芭蕉の雨を枕の上 太田鴻村
※ 芭蕉
バショウ科。同じ属にヒメバショウ・バナナがある。ヒメバショウはバショウ同様、観賞用に植えられるが、高さは一~二メートル(約三~七尺)で、バショウの五メートル(約一六尺)内外に成長するのに比べ、はるかに小型で、庭などに植えるに適している。バショウは中国原産の温帯性の宿根草。茎のように見えるのは葉梢の重なった偽茎で、若葉は巻いて出て直立しているが開くと四方にひろがる。大きな葉は、二メートル(約七尺)にも達し、浅緑色で見るからにさわやかである。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*わが友に贈る*☆※
「未来の果」は
「現在の因」にあり!
断固と祈り動けば
必ず道は開けかれる!
決定した一念で前へ!
2016年9月9日
※☆*寸 鉄*☆※
「人間は勝つために生まれてきた」恩師。広布と人生の最高峰へ堂々挑戦
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女子学生部の日。若き知性と友情の連帯!全員が新時代の女性リーダーに
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青年は「創る者」であらねばならぬ―哲人。後継とは先駆。敢然と一人立て
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海面水温上昇で台風の風速15%増、温暖化の影響と。防止への行動今こそ
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彼岸の供養収奪に血眼の日顕宗坊主。法師の皮を着た畜生だ。破折し撃退
【聖教新聞:2016年(平成28年)9月9日(金)付】
※☆*名字の言*※
〽雨はふるふる 人馬はぬれる 越すにこされぬ 田原坂……。全国で始まった本部幹部会・SGI青年部総会の中継行事。その中で、1981年に熊本を訪れた池田SGI会長と「田原坂」を歌う同志の映像が流れた
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宗門による弾圧という苦難の坂を勝ち越えた35年前の同志に、今、熊本地震からの再建に立つ友の姿が重なった。地震から間もなく5カ月。今月、県内の避難所は全て閉鎖される予定だが、被災者の生活再建は始まったばかり。励ましと支え合いの真価が問われるのは、これからだ
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熊本の壮年に話を聞いた。地震で散乱した家を片付けていた時、1枚の原稿用紙を見つけたという。青年時代にSGI会長から贈られた歌だった。「元初にて 誓願立てたる 我らなば 現世の波は すべて功徳と」
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壮年はあふれる涙を拭い、再起を誓った。壊れた仏壇を新調し、まず祈りから出発した。「さあ、共に乗り越えていきましょう」。地区部長として、友の励ましに懸命に歩き続ける。壮年は言う。「“わが地区の同志は、こんなに幸せになりました”と必ず池田先生に報告します」
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御書には「災来るとも変じて幸と為らん」(979ページ)と。建物が崩れても、不撓不屈の信心と師匠への誓いがある限り、越せない坂は断じてない。(芯)
【聖教新聞:2016年(平成28年)9月9日(金)付】
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