時鳥草/今日の俳句 ≪第2296号≫
≪2016年(平成28年)10月21日(金)≫(旧暦9/21)
ほととぎす草今日のむなしき手をのべぬ 八木林之助
杜鵑草活けて落柿舎女住む 金子翠羽
山風のさらりとありし杜鵑草 金子翠羽
殉教の土の暗さ時鳥草 後藤比奈夫
墓の辺や風あれば揺れ杜鵑草 河野友人
※ 時鳥草・杜鵑草・ほととぎす草・油点草
正しい名はホトトギス。中部以南の山地に多いユリ科の多年草。茎は直立し、時には崖からたれ下がることもある。長さは三〇~七〇センチ、円柱形で、あらい毛がはえている。葉は長楕円形が多く、基部は茎を抱き、長さ六~一一センチぐらい。十月ごろ、葉腋に花序を出し、漏斗状鐘形の、紅白の地に紫斑点のある花を二~三花ずつ開く。花被片の斑点を鳥のホトトギスの胸にある斑点に見立てて、この名がある。漢名を油点草は正しい使い方ではないが、俳句では慣用している。
新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡
※☆*わが友に贈る*☆※
白馬が駆けるような
清々しい題目から
一日を出発しよう!
“常勝のリズム”刻み
生き生きと前進を!
2016年10月21日
※☆*寸 鉄*☆※
平和に尽くす学会の女性は現代の希望―博士。更に前進。きょう華陽の日
◇
「貴賤上下をえらばず」。信心に肩書や立場は関係なし。率先の人こそ尊貴
◇
よそへ移っても己からは逃げられぬ―作家。自分に勝つ。人間革命の王道
◇
「人材」とは「人財」―皆に桜梅桃李の長所が。見つけて伸ばす幹部たれ
◇
自転車の死亡事故、8割が法令違反と。傘、携帯の使用厳禁。隙をつくるな
【聖教新聞:2016年(平成28年)10月21日(金)付】
※☆*名字の言*※
「忙しい時ほど手帳の書き込みは減り、真っ白になりがちなんです」と言われ、ハッとした。“時間活用術”について、エッセイストの金子由紀子さんに取材した時のこと
▼
忙しくなると用事が増えるので、当然、予定などの書き込みも増えていくように思える。だが実際は、日々の忙しさに追われる中で、手帳を開いたり、見返す機会が少なくなり、結果として書き込みは減るという
▼
手帳を開くことは、自分自身に立ち返る作業ともいえる。金子さんは、時間活用の秘訣として、手帳を活用した「行動の工程化」を勧めていた。「やるべきこと」が多い場合は、まず全ての項目を1枚の紙に書き出す。次に、重要度を示す印を付け、手帳の「月」「週」「日」の欄に振り分ける。この作業の中で、頭も心もすっきりする。とりわけ、朝一番に手帳を開き、一日の行動予定を決めることが大切という
▼
御書に「朝朝・仏と共に起き夕夕仏と共に臥し時時に成道し時時に顕本す」(737ページ)とある。祈りから朝を出発することの重要性をあらためて思う
▼
今年も残すところ、あと2カ月余り。年頭に立てた目標を、いま一度確認し、心新たに挑戦を開始したい。その日々の繰り返しの中で、充実の人生は大きく開けていく。(鷹)
【聖教新聞:2016年(平成28年)10月21日(金)付】
彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡