鮪/今日の俳句 ≪第2323号≫
≪2016年(平成28年)11月17日(木)≫(旧暦10/18)
此の岸の淋しさ鮪ぶち切らる 加倉井秋を
手鉤かけ投げ出す鮪丸太めく 柴田白葉女
たれかれの話となりし葱鮪かな 斎藤優二郎
葱鮪鍋下町に闇にはかなり 伊藤完吾
鮪またぎ老いのがにまた競りおとす 橋本多佳子
※ 鮪(まぐろ)・鮪船・鮪釣
サバ科マグロ属の硬骨魚で、黒鮪や黄肌などの総称。黄肌は熱帯産で、主として南日本に回遊してくる。黒鮪は本鮪ともいい、日本近海に広く分布している。肉は赤く、冬から初春の産卵期にかけてが美味であるが、産卵後の肉はまずい。成長にしたがってメジ→ヨコワ→マグロと呼び方が変わる。成魚は三メートルにも達する。漁法は現在ではほとんど延縄。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
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※☆*わが友に贈る*☆※
「如蓮崋在水」の仏法だ。
泥沼の如き現実社会で
勝利の大輪を咲かせる。
ここに地涌の我らの
偉大な挑戦がある!
(2016年)11月17日
※☆*寸 鉄*☆※
数多くの青年を触発する学会は素晴らしい―識者勢いよく青年拡大の年へ
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「意は心法・声は色法・心より色をあらはす」御書深き対話も友思う心から
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社会が殺伐としても学会の会合は明るく―戸田先生。人類の光と胸を張れ
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睡眠6時間未満は4割、過去最多と。健康守る基。疲労を残さぬ生活を賢く
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庶民目線が公明の強み―教授。大衆の為に断固と走れ!きょう党結成の日
【聖教新聞:2016年(平成28年)11月17日(木)付】
※☆*名字の言*※
仏間に飾られた金色の扇子。「わが家の宝物なんです」と母親が思い出を語った
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1981年(昭和56年)11月2日、池田先生は東京の立川・西多摩圏(当時)の合同総会に出席。扇子を手に「嗚呼黎明は近づけり」の指揮を執った。歌が終わると、最前列にいた車いすの男子部員の前へ。そして扇子を手渡した
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幼い頃、難病の筋ジストロフィーを発症した彼は“18歳までの命”と宣告された。忍び寄る死魔と格闘していた21歳の時、先生から扇子を受け取ったのである。「大切に保管していましたが、息子は時折取り出して、じっと見つめていました。先生と心の中で対話していたんです」。歩行も次第に難しくなる。しかし信心は一歩も引かなかった。48歳まで生き、霊山へ。扇子の輝きは、弟子として戦い抜いた彼の生命そのもののようだった
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池田先生は81年、学会の前途を阻む陰謀を吹き払って、11月は先の総会に始まり四国、関西、中部へ。さらに12月は九州へと激励行を続けた。一人を励まし、心を結び、勇気の灯をともす。そこから新たな歴史が開くことを、先生は自らの行動で示した
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学会の歴史は、師匠と弟子の「一対一」の心の絆で織りなされた共戦譜。報恩感謝を胸に、誉れの弟子の人生を勝ち飾ろう。(芯)
【聖教新聞:2016年(平成28年)11月17日(木)付】
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