蜆(しじみ)/今日の俳句 ≪第2471号≫
≪2017年(平成29年)4月14日(金)≫(旧暦3/18)
工場の塀ぎは濡らし蜆売り
沢木欣一
蜆汁もっとも淋しき硯あり
オオヒロノリコ
子館に迫る河口の蜆かな
倉本マキ
世のつねの浮き沈みとや蜆汁
鈴木真砂女
蜆取雨又風に又雨に
長谷川零余子
※ 蜆貝・真蜆・紫蜆・蜆取・蜆舟・蜆掻・蜆売
シジミガイ科の二枚貝。汽水域に棲む大和蜆と淡水に棲む真蜆・瀬田蜆が主な種類である。大きさは三~四センチで、殻表はいずれも黒色。島根県宍道湖の大和蜆は有名。また瀬田蜆は琵琶湖の特産。蜆汁にして食べるのが、最も一般的。
→土用蜆(夏)
【「(合本)俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
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※☆*わが友に贈る*☆※
「仏種は縁に従(よ)って起る」
どんどん人と会おう!
自分から話し掛けよう!
長年の友を大切に
新たな友情を結べ!
2017年4月14日
※☆*寸 鉄*☆※
熊本地震1年。犠牲者の冥福祈る。復興の加速へ公助と共助の絆を力強く
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新潟の日。大聖人有縁の地にそびえる人材山脈。時代動かす対話の旋風を
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芽が出る前も満開の時も花の全生命が躍動―詩人今日も明るく全力で進め
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題目は「大風の吹くが如くなり」と御書。正義の哲理を広めよ!弾む心で
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1歳未満の乳児に蜂蜜を与えるな―厚労省。毒素出す菌は加熱で死なずと
※☆*名字の言*※
2月から始まった本紙連載「グローバルウオッチ」。日本や各国が直面する諸問題を取り上げ、学会の活動や信仰の価値を再考する企画に毎回、多くの反響が寄せられている
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米国出身で“ゲームオタク”の青年が、信仰を通して成長を遂げた体験(8日付)にも共感が。ある読者は「○○だからダメという世間のレッテルを覆すような体験で、時代に即した形で仏法の偉大さが学べた」。また記事中の言葉について「新しい感覚で、とても良かった」との声も届けられた
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時代とともに、社会は変化する。日本では少子高齢化や人口減少、情報化による「ネット社会」の拡大。同時に、認知症患者や「引きこもり」の増加、人々が孤立する「無縁社会」の広がりなど、新たな課題が生まれている
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その中で、私たちが行う学会活動には、社会的にも大きな意義がある。高齢者の孤立化を防ぐ訪問激励。地域一体で子どもを育む未来部の取り組み。一人一人の可能性を信じ抜き、希望を送る仏法対話……いずれも草の根レベルで、社会の諸課題に光を送る無私の行動だ
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時代が変わろうとも、否、変化の激しい時代だからこそ仏法の価値は輝きを増す。学会員の尊き実践の実像を、「生きた言葉」「新しい言葉」で世界へと発信し続けたい。(駿)
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