浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

ごまめ(新年)/今日の俳句 ≪第2008号≫

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≪2016年(平成28年)1月7日(木)≫師走(旧暦11/28)

 

 

 世の中に馴れぬごまめの形かな
          正岡子規

 田づくりや碌々として弟子一人
           安住敦

 竹林の日がどんよりとごまめ噛む
          大中祥生

 独酌のごまめばかりを拾ひをり
          石川桂郎

 どれもこれも目出度く曲るごまめかな
          角川照子

※ ごまめ・田づくり・小殿原
 五万米(ごまめ)ともいう。片口鰯を清水で荒い、乾燥させたものを、醤油・砂糖・味噌で濃い甘辛の汁が煮立ったところへ入れ、とろ火で汁の無くなるまで煮たもの。正月の料理には欠かせない。
 田植えの祝儀肴として用いられたことから「田作」という説があり、また数が多いことから武家では「小殿原」と呼んでいた。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】

 

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       ※☆*わが友に贈る*※

 

 喜びの体験を伝え
 拡大への決意を語る。
 座談会は広布の原動力!
 清新の息吹みなぎる
 にぎやかな集いに!

         1月7日

 

 

       ※☆*寸 鉄*☆※

 

「喜とは自他共に喜ぶ事なり」。歓喜の拡大が広宣流布。勇んで友のもとへ
        ◇
我らの魂の炎を更新せよー文豪(ゲーテ)。青年よ、生まれ変わった決意で勝ち捲くれ
        ◇
「地区」の発展こそ創価の勝利。最高の祈り、最高の作戦を。団結固く前進
        ◇
企業トップの年頭所感、飛躍の抱負多し。明確な目標と果敢な行動力が鍵
        ◇
交通事故死、15年ぶり増加。5割超が高齢者と。規則(ルール)遵守し安全最優先で


聖教新聞:2016年(平成28年)1月7日(木)付】

 


      ※☆*名字の言*※


今年は、池田SGI会長のアジア、欧州初訪問から55周年の節を刻む。欧州への第一歩は、1961年10月5日。デンマークの首都コペンハーゲンへ、羽田空港から約17時間の長旅だった

午前7時過ぎに同地に着いた直後から、会員の激励に、市内の視察にと、SGI会長は休む間もなく活動を続け、ようやく宿舎に戻ったのは夕刻。小一時間の休憩後、随行者と夕食を共にすることにした

集まってみると、随行者らは驚いた。SGI会長が日本の会員などへの便りを、二十数通も書き終えていたからだ。“私たちがくつろいでいた、ほんの少しの間に……”と、随行記者が感嘆した記録が残されている

本紙の新年号から、小説『新・人間革命』の連載が再開された。SGI会長は激務の中、筆を執り続ける心情を、かつて明かしている。「できることなら、全同志の皆様、お一人お一人に、かんしゃと励ましのお手紙を差し上げたい。しかし、身は一つ。そこで、毎日、手紙をつづる思いで、小説『新・人間革命』の執筆に取り組んでいる

世界広布の壮大な旅路をつづる大長編小説。それは半世紀余にわたる、長大な“励ましの手紙”でもある。日々、そこに学び、成長し、幸福になることが、最高の返礼になると信じたい。
              (潔)

聖教新聞:2016年(平成28年)1月7日(木)付】

 

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