山桜/今日の俳句 ≪第2455号≫
≪2017年(平成29年)3月29日(水)≫(旧暦3/2)
山桜輪吊りにまはし売り軍手
加倉井秋を
鳥影の空はつめたし山桜
原田種茅
殺生の世を常として山桜
鈴木太郎
皆川盤水
山桜の家で児を産み銅色
たむらちせい
※ 山桜
関東より西部の山地に自生し、また広く栽植されている落葉高木で、春、葉と同時に淡紅白色の花をつける。古来詩歌に詠まれてきた桜はこの山桜が多い。古くから桜の名所として知られる奈良県吉野山の桜は現在でもほとんどが山桜であり、吉野の桜を移植したといわれる京都市の嵐山の桜も山桜が多い。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
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※☆*わが友に贈る*☆※
後継の友を育む
未来部担当者に感謝!
人の何倍も忙しい毎日を
その万倍の喜びと福徳で
輝かせていく長者なり!
2017年3月29日
※☆*寸 鉄*☆※
学会の根本は団結の二字―恩師。幹部は最前線に飛び込み同志の心を結べ
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東京「目黒の日」。創価勝利の電源地の誇りで前進!執念の対話で活路を
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「神の護ると申すも人の心つよきによる」御書。強盛な祈りで諸天動かせ
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認知症が急増。抑制の鍵は軽度患者の早期発見・治療。地域の絆が重要に
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季節の変わり目。寒暖差に注意を。「一枚多く羽織る」など賢く健康第一で
※☆*名字の言*※
落語家の林家木久扇さんが喉頭がんになった時のこと。しゃべる商売なのに声が出ない。弱気にならないように“体から出ていけ!”と毎日、がんを叱りつけた。それを聞いた医師からは「とてもいいことだ」と褒められたという(2016年9月9日付「河北新報」)
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不安や臆病といった後ろ向きの気持ち。それとは逆の、確信や負けじ魂――これらは共に心の中にある。“もはや、これまでか”という難局を乗り切る力は、外から借りるものではなく、自身の心の中から取り出すものである
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生花店を営み、フラワーアーティストとして活躍する宮城の壮年。14年前の入会当初、先輩から「“願いとしてかなわざるはなし”の信心だよ」と言われ、夢を書き出した。「花で世界に通用する実力を付け、広布のお役に立つ」
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だが事故で大けが、事業の挫折、子どもの大病……間断なく続く試練に周囲も心を痛めた。それでも彼は毎回の本部幹部会(中継行事)の壇上を飾る装花を見ては、自分を奮い立たせた
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不屈の年月を経た今月、彼の手による装花が「新生・東北総会」の舞台を彩り、SGIの友を迎えた。踏まれても踏まれても、なお立ち上がる負けじ魂の人から、幸福の種子は奪えない。厳しい冬を耐え、必ず、爛漫の春を勝ち飾る。(城)
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