春の夜/今日の俳句 ≪第2465号≫
≪2017年(平成29年)4月8日(土)≫(旧暦3/12)
枝すでに後悔のいろ春の夜に 中田 剛
並べ売る数珠も春夜の街の栄 西村公鳳
吾子あらず妻が春夜の冷えをいふ 川島彷徨子
春の夜のはたてにまはる燈台あり 篠原 梵
春の夜は指のとげさへうづくもの 林原耒井
※ 春の夜・夜半(やわ)の春・春夜(しゅんや)
春の日が暮れて間もないころを春の宵といい、それが更けると春の夜となるのである。夜半の春といっても意義はほぼ同じであるが、感じからいうと、単に春の夜というよりも一層更けわたった夜中の気持がするようである。
【「現代俳句歳時記(春)/角川春樹編」(角川春樹事務所)より転載】
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※☆*わが友に贈る*☆※
車を運転する際
飲酒や携帯使用は厳禁!
法令を守って安全に。
油断・過信・疲労など
心の隙に魔が競う。
2017年4月8日
※☆*寸 鉄*☆※
学会員は一人に焦点を当て、励ます「良き市民」―市議。地域照らす太陽に
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大関西が動けば日本が動く。師弟共戦の常勝史を今再び!きょう関西の日
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御書「月月・日日につより給へ」。これぞ学会精神。戦い抜く人に栄冠は輝く
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寒暖差や生活の変化がある4月は脳梗塞等に注意―専門家。リズム整えて
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中学生の英語力が調査以降、初の低下と。語学は世界への旅券。大いに学べ
※☆*名字の言*※
週末に降る雨を喜ぶ人は、そう多くはいないだろう。桜まつりなどイベントが多いこの時期だと、なおさらだ。今日・明日の予報では、全国的に“傘マーク”が目立つ
▼春の雨にはいくつも異称がある。その一つが「育花雨」。花の生育を促す“恵みの雨”との意味で、仏教にまつわる故事から生まれた。4月8日に釈尊が誕生した際、仏法を守護する八竜王が喜びのあまり、「甘露の雨」を降らせて祝福したという伝説だ
▼「雨は花の父母」とのことわざもある。子どもたちが、“成長”という名の花を命いっぱいに咲かせる入学シーズン。わが子の産声を聞いたその日から、励ましの陽光と慈雨を一心に注ぎ続けてきた家族の感慨は、ひとしおだろう。御書に「一には父母の恩を報ぜよ」(1527ページ)と仰せの通り、報いるべき第一の存在が父母であることを忘れたくないものだ
▼未来へ続く道の途上では、花を潤す甘露のような雨もあれば、滝のように激しく若芽をたたく風雨もあるに違いない。だが、池田先生は励ましている。「それに負けずに伸びることによって、青年は使命の大輪を咲かせることができる」と
▼降る雨やよし! 若人ならば、そのくらいの気概があっていい。門出の時を迎えた友に心からの声援を送りたい。(之)
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