浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

御書と歩む (3)

彡☆SGI会長が贈る指針☆*……☆★☆……☆★☆*☆……☆☆彡 報恩の一念から無限の力が 彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡 仏教をならはん者父母・師匠・国恩をわするべしや、此の大恩をほうぜんには必ず仏法をならひきはめ智者とならで叶うべきか(報恩抄、293頁) (通…

〈小説「新・人間革命」〉 常楽 三十 2016年2月5日

【常楽30】 十月二十一日の本部幹部会で、婦人部歌「母の曲」とともに発表された茨城県歌「凱歌の人生」の歌詞には、山本伸一の“すべてに勝利の茨城であれ!”との、強い、強い、期待が込められていた。 彼は、茨城県は多様性に富み、未来創造の新モデルとな…

早春/今日の俳句 ≪第2037号≫

≪2016年(平成28年)2月5日(金)≫(旧暦12/27) 立春の海よりの風海見えず 桂信子 立春の雪のふかさよ手鞠唄 石橋秀野 早春の風樹にひかり充ち充つごと 赤城さかえ 立春の耳から目覚めていることよ 津田このみ 早春のざわざわとする山河かな 高橋将夫 ※ 早春・…

小説「新・人間革命」 常楽(29)

【常楽29】 峯子がグラウンドを回っていると、「高島から来ました!」と叫んだ老婦人がいた。 高島は、琵琶湖の北西側に位置する地域であり、ここでも同志は、宗門の僧や檀徒らによる学会攻撃に苦しんできた。 寺の御講などでも、学会をやめて寺に付かなけれ…

立春/今日の俳句 ≪第2036号≫

≪2016年(平成28年)2月4日(木)≫(旧暦12/26)《東風解凍 :東風が吹き氷をとかし始める》立春 立春の暮色となりし肌着たたむ 小池文子 輪転機回る立春の夜の星座 仁村美津夫 女身仏に春剥落のつづきをり 細見綾子 万燈のまたゝき合ひて春立てり 沢木欣一 春迎…

小説「新・人間革命」 常楽(28)

【常楽28】 琵琶湖フェスティバルは、「太陽と共に」をテーマに掲げ、青空のもと、滋賀研修道場のグラウンドで、午前と午後の二回にわたって、晴れやかに、楽しく行われた。 千二百人の大合唱団による華麗なコーラス、リズムダンス、「熱原の三烈士」の演劇…

小説「新・人間革命」 常楽(28)

【常楽28】 琵琶湖フェスティバルは、「太陽と共に」をテーマに掲げ、青空のもと、滋賀研修道場のグラウンドで、午前と午後の二回にわたって、晴れやかに、楽しく行われた。 千二百人の大合唱団による華麗なコーラス、リズムダンス、「熱原の三烈士」の演劇…

節分/今日の俳句 ≪第2035号≫

≪2016年(平成28年)2月3日(水)≫(旧暦12/25) 節分の高張立ちぬ大鳥居 原石鼎 人が良いので節分の鬼の役 武井康隆 湯葉供へあり節分の鬼子母神 細見綾子 節分や鬼も仲間か独り住み 原田たづゑ 節分の宵の小門をぐゝりけり 杉田久女 ※ 立春の前日。(二月三日…

常楽(27)/小説「新・人間革命」

【常楽27】 山本伸一は、本部幹部会で語った。 「この『母の曲』は、作曲も頼んであります。今日中には、出来上がると思います。楽しみにしていてください」 発表された「母の曲」の歌詞を聴いた婦人たちの反響は大きかった。ある年配の婦人は、頰を紅潮させ…

春/今日の俳句 ≪第2034号≫

≪2016年(平成28年)2月2日(火)≫(旧暦12/24)《鶏始乳 鶏が卵を産み始める》 小町寺とうとうたらり春の舞 井本農一 客間とは誰もゐぬ部屋春の昼 片山由美子 春いまだ渇きてさむる喉仏 石橋秀野 挙手をしたまま春の秩父に眠る子よ 夏石番矢 老いの春死ぬ気はな…

常楽(26)/小説「新・人間革命」

【常楽26】 作詞が三番の後半にいたった時、山本伸一は峯子に言った。 「ここには、ご主人のことも、一言入れておきたいな。壮年部歌の『人生の旅』では、『ああ幾山河 妻子と共に』としたんだから、どこかに『夫』と入れておきたいんだよ」 「そうですね。…

二月/今日の俳句 ≪第2033号≫

≪2016年(平成28年)2月1日(月)≫師走(旧暦12/23) 汚れゐる本のカバーも二月かな 桂信子 暮色もて人とつながる坂二月 野沢節子 安房二月コーヒー店も花あふれ 新井英子 ごつごつと音して二月過ぎにけり 藤澤清子 折鶴の紙にもどらぬ二月尽 友松照子 ※ 二月・…