辛夷/今日の俳句 ≪第2417号≫
≪2017年(平成29年)2月19日(日)≫(旧暦1/23)
いづこへか辛夷の谷の朝鳥よ
佐藤鬼房
白炎の辛夷は乱れ真つ昼間
三神あすか
ひよどりの巣喰つてゐたり辛夷咲く
細見綾子
乳房のごと辛夷盛りあぐ画家羨し
楠本憲吉
「故郷の四季」歌ふ朝辛夷咲く
鈴木石花
※ 辛夷→木筆(こぶし)・山木蘭・幣辛夷。
モクレン科の落葉高木で日本全土に自生する。高さ10メートルになり、春に芳香のある白い六弁花をつける。観賞用に栽培される他、建築材などに使われる。名は蕾が赤子の拳の形に似ていることからの見立てといわれる。
【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】
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※☆*わが友に贈る*☆※
楽しく明るい所に
人々は喜び集う。
歓喜と感謝の心に
福徳は いや増す。
皆で幸の楽土の建設を!
2017年2月19日
※☆*寸 鉄*☆※
人々を結ぶ学会の運動は現代が失う人間性を再生―博士。使命に胸を張れ
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広宣流布といっても一対一の対話以外にはない―戸田先生。さあ友の中へ
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第2宮城総県の日。我らの力で福光の春を必ず!不屈の前進を世界が賛嘆
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昨年の日本へのサイバー攻撃、前年比2・4倍と。パスワード管理等厳重に
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「生活者」の論理を政権で訴えられる公明は重要―教授。徹して現場の声を
※☆*名字の言*※
漫画「サザエさん」の父・磯野波平は何歳か?――正解は54歳。意外に若い。ただ連載が開始された1946年(昭和21年)ごろの男性平均寿命が50・06歳だったことを考えると、波平も“高齢者”として描かれたことが分かる
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現在、高齢者の定義は65歳以上。だが本年1月、75歳以上に見直すよう日本老年学会が提言した(65~74歳は準高齢者)。体力・生活機能などを科学的に検証した結果、以前より「若返り」が認められたという
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94歳になる広島の婦人部員は、家庭の貧困、夫との死別、大動脈瘤の大病などを乗り越え、広布に生きてきた。1人暮らしになってからも、多くの友に弘教。1月7日には同じ県営住宅に住む83歳の壮年を入会に導いた。“池田先生に勝利の報告がしたい”と誓願勤行会に行くため、新幹線に乗った。到着した東京・信濃町で、青空を見上げて思ったという。「私は世界一の幸せ者だ」
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体は確実に老いるが、心まで老いる必要はない。「高齢者」といっても、社会が決めた物差しの一つにすぎない。「さあ師と共に!」との決意に立てば、心は若々しい青年に変わる
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「年を重ねる」とは、見方を変えれば「熟成」ということでもある。信仰で磨かれた人間性の輝きは、地域を照らす希望の灯台となる。(子)
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