守宮(やもり)/今日の俳句 ≪第2130号≫
≪2016年(平成28年)5月8日(日)≫(旧暦4/2)
よべとりしと同じ守宮や戸袋に
青木月斗
膝に蒲団はさみて寝るや守宮鳴く
沢木欣一
昼守宮鳴く経蔵に探しもの
能仁鹿村
あおざいの女に守宮鳴きにけり
有馬朗人
定位置に夫と茶筒と守宮かな
池田澄子
※ 守宮・壁虎(やもり)・家守(やもり)
爬虫類蜥蜴目ヤモリ科。トカゲ類によく似ている。夏の夜に出てきて、小昆虫類を捕らえて食べる。目が大きく、胴はやや短く、四肢は、からだのわりに長い。指の間に、ごくわずかではあるが蹼が)発達している。夜などよく壁やガラスにはりついているので驚くが、害はしない。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*わが友に贈る*☆※
勢いのある組織は
副役職の友が元気だ。
中心者は自ら声を掛け
意見や応援を求めよ!
正副の共戦で勝て!
2016年5月8日
※☆*寸 鉄*☆※
新たな「対話の時代」がSGIによって開かれた―博士。平和世紀へ先駆
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常勝埼玉師弟の日。鉄桶の団結に不可能なし!誓いの師子よ断固勝ち捲れ
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「人生は強気でいけ!」恩師。万事、攻め抜いた方に栄光が。青年よ挑め
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お母さん、ありがとう!―感謝の言葉こそ最高の贈り物。きょう「母の日」
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各地で軽装化運動始まる省エネは小さな積み重ねから。価値的に爽やかに
【聖教新聞:2016年(平成28年)5月8日(日)付】
※☆*名字の言*※
5月3日に、北海道・厚田の戸田記念墓地公園で桜が開花した。連休後半の今が見頃で、多くの人が8000本の桜を楽しんでいる
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実は昨年、墓園の桜の多くが咲かなかった。つぼみを食べられてしまったのだ。“犯人”は全長15センチほどのウソという鳥。天候不順などで、山中の木の実等が少ないと、群れで里に下り、果樹の花芽や桜のつぼみを食害することがある。地球温暖化の影響を指摘する専門家もいる
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どうすれば桜を守れるか――この一年、桜守の人々は懸命に考え、対策を打ってきた。研究を重ね、ウソが嫌がる音を見つけ、定期的にマイクで流した。延べ10キロに広がる桜の一本一本を、何度も確認した。風雪や低温、潮風等に対する例年の対策に加え、作業は増えた
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「桜は毎年、普通に咲くものと思っていました。今年は本当に待ち遠しかった」と、ある来園者。皆が感じる“当たり前”の喜びも、人知れぬ数々の労苦から生まれることを、あらためて知った
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御書に「全ての願いが叶っていくさまは、潮が満ちてくるようであり、春の野に花が咲き薫るようなものである」(1110ページ、通解)と。花も人生も、断じて咲かせるとの一念と努力があって、美しく開く。一回りたくましくなった桜が、そう語り掛けている。(鉄)
【聖教新聞:2016年(平成28年)5月8日(日)≫付】
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【コラム「北斗七星」】
公明新聞:2016年5月7日(土)付
米国のオバマ大統領が26、27両日の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に出席した後の広島訪問を検討しているという。実現すれば、原爆を投下した米国の現職大統領が被爆地を訪れるのは初めてで、被爆者ら市民の期待は高まっている
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同大統領は就任直後の2009年4月、チェコのプラハで歴史的な演説を行った。「核兵器を使用した唯一の核保有国として、米国には行動する道義的責任がある。(中略)米国は核兵器のない世界の平和と安全を追求することを誓約したい」
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この「プラハ演説」は世界から称賛を受け、オバマ氏はノーベル平和賞を受賞。核廃絶に向けた国際的な機運を後押しした
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しかし、その後の7年間で期待は失望に変わる。オバマの米国は、核兵器の性能を維持する核実験を繰り返し、核兵器の非人道性に焦点を当てて法的禁止を求める非核保有国と鋭く対立。核軍縮交渉もロシアとの関係悪化で停滞している
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「リアリズムと理想主義の奇妙な混合がオバマの特徴」(村田晃嗣著『現代アメリカ外交の変容』)なのだろう。それでも、大学4年生で「核なき世界」を提唱する論文を書いたバラク・フセイン・オバマの理想は潰えていないと思いたい。いま一度、ヒロシマから「核兵器のない世界」を現実のものとする強いメッセージを発してもらいたい。(中)