浩洋子の四季

古季語を探して、名句・秀句を紹介します。

春の夜/今日の俳句 ≪第2098号≫

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≪2016年(平成28年)4月6日(水)≫(旧暦2/29)


 帯とけば足にまつはり春の夜
        高橋淡路女

 春の夜のはたてにまはる燈台あり
          篠原梵

 春の夜や灯を囲み居る盲者達
         村上鬼城

 春の夜や寝し子のふくよかに
         渡辺桂子

 春の夜のつめたき掌なりかさねおく
        長谷川素逝


※ 春の夜・夜半(やわ)の春・春夜(しゅんや)
 春の日が暮れて間もないころを春の宵といい、それが更けると春の夜となるのである。夜半の春といっても意義はほぼ同じであるが、感じからいうと、単に春の夜というよりも一層更けわたった夜中の気持がするようである。

【「現代俳句歳時記(春)/角川春樹編」(角川春樹事務所)より転載】

 


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       ※☆*わが友に贈る*☆※


  新社会人の友よ

  「真剣」「率先」

  「努力」で光れ!

  清新なる決意で

  一日一日を勝ちゆけ!

 

       2016年4月6日

 

       ※☆*寸 鉄*☆※


 SGIこそ世界平和を推進しゆく最重要の団体―識者。人材の大河さらに

      ◇

 いかなる戦いも折伏精神を盛り上げて勝て―恩師慈悲即勇気の炎を赤々と

      ◇

 「難来るを以て安楽」と大聖人。これ学会精神の真髄。苦難を成長の糧に

      ◇

 春の全国交通安全運動。ベルト着用、運転時の携帯厳禁を徹底。油断排せ

      ◇

 公明には弱者を救済するとの大きな背骨が―識者大衆のための政治を貫け


聖教新聞:2016年(平成28年)4月6日(水)付】

 

      ※☆*名字の言*※

 

トマト栽培の農家を訪ねた時の話。ハウスに入ると、9000本のトマトの木が並ぶ。たわわに実るトマトに目が行きがちだが、農家の人は、それぞれの木の先端部分の葉に目を凝らす。葉のツヤや色を見ることで木全体の健康状態が分かるという

「何でもそうですが、根っこが大事です。でも根は見えないから、目に見えるもので判断するしかない。その場合、結実した玉を見るのではなく、生育状況が一番分かる先端部分を見て、『これからの成長をどうするか』と手を打つのです」

大切な視点と思った。トマトの実は「過去」の成長の結果であり、「未来」の結果を決めるのは「今」の成長である。農家の人の話は「今」という瞬間瞬間を「未来」への出発点とする「本因妙の生き方」に通じよう

この3月で75歳になった壮年。“このままでは、あっという間に一生が終わる”と新たな目標を立てた。3年後の金婚式で、これまでお世話になった人へ感謝を伝える。4年後の東京五輪では得意の語学を生かし、ボランティアの通訳をする。学会創立100周年の2030年へ、人々の幸福と平和のために働く――と

目標を掲げ、行動を始めた時、人生は変わり始める。日々、フレッシュマンとして、未来のために全力で「今」を生きたい。(側)


聖教新聞:2016年(平成28年)4月6日(水)付】


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